
7月30日(月) 受講料:55,000円(税抜)
OPA1003
物流業実践
~輸送改善の進め方~
~物流コストの6割を占める輸送コストをコントロールする秘策~
| 製造業業務プロセス研修とは
会社で発生している物流コストの約6割が輸送コストです。このコストをうまくコントロールすることは
会社の利益にも影響を与えます。そこで私たちは輸送コストをどう最適化していくか
ということに最優先で取り組む必要があます。
一方でトラックドイバーの高齢化に伴う輸送力不足が顕在しつあります。
皆さんの会社の荷が10年後も確実に運べる体制を築いておくことを忘れ
てはなりません。
また、運賃の値上げや荷主に対する国の施策強化など輸送環境は難しさ
を増しています。輸送コストと輸送能力、そして荷主としての改善点。
この 3つをマネジメントするには輸送のしくみや業界背景、国の施策を
知る必要があります。
この講座では輸送を取り巻く環境を理解し、輸送事業者の選定から輸送
価格の決め方、輸送改善方策の立案と実行まで、一貫した業務がきる人財を育成します。演習を通
して自ら考えることでしっかり理解できる講座です。

| 受講対象者
<製造業>
物流部門、購買部門の担当者、管理監督者
<IT企業>
プロジェクトで輸送問題を抱えている企業を支援しているSE/営業/コンサルタント
また、そのほか輸送問題に興味のある方。
スケジュール

●輸送コストが物流コストのおよそ6割を占める重要要素であることがわかりました。ぜひ重点的に改
善に取り組み、コスト改善に寄与したいと思います。
●輸送改善というと輸送価格を下げることだと思いがちですが、実際には輸送を変えたり荷姿を工夫す
ることで大きく輸送改善ができることを学びました。社内で展開し実践していきたいと思います。
●荷主の立場でトラックを待たせたり、余分な作業をドライバーさんにやらせたりしていることに気づ
かされました。今後は改善し、お互いWin-Winになるように努力していきたいと思います。
●輸送を効率化するためには積み荷の荷姿データが重要であるということが理解できました。私の会社
ではこのようなデータが正直言って不十分です。今後きちんと整備してまいります。
●輸送改善のノウハウを初めて知りました。社内で展開していきたいと思います。
受講者の声

| 講師紹介
仙石 惠一 (せんごく けいいち)
講師
ワクコンサルティング(株)ディレクターコンサルタント
日産自動車株式会社で生産管理、物流管理、購買管理に携わることに従事。
その後ルノー・日産共同購買会社出向Renault Nissan Purchasing Organization DGM仏ルノー社と連携し、サービス(物流および部品以外の購入品)購買業務に携わる。日米欧で共通の購買業務ルールの構築、グローバル集中購買の確立により30%を超える大幅なコストダウンの実施、物流購買の目玉として部品を自ら引き取る(ミルクラン)調達物流改革の実現。
2005年~2007年、東風日産乗用車公司(中国、広州市)出向、サービスサポート購買部 副部長として中国にグローバル購買方式の導入、物流会社に対する改善手法の伝授、物流会社の倉庫業務、輸送業務改善指導による大幅生産性向上の実現。
2008年~2012年、ユニプレス株式会社、生産管理部主管、監査室長、総務部長として輸出物流改善活動、関連企業の生産、物流改善指導、内部統制業務の確立、全社リスクマネジメント導入、法務業務、会社総務全般を支援しました。
2013年、Kein物流改善研究所設立。今までの物流管理、生産管理等の経験を活かし、真のサプライチェーン構築を支援するために活動を開始。物流改革コンサルティング、講演、執筆活動を実施。
専門分野:輸送改善、構内物流改善、物流現場管理および人材育成のしくみ等の研究、支援。
| 研修会場
東京都千代田区大手町1丁目5-1
大手町ファーストスクエア ウエストタワー
セミナールーム
●JR各線 「東京駅」
(丸の内北口より徒歩5分)
●地下鉄 「大手町駅」
(C8/C11/C12 出口より直結)
・東京メトロ 千代田線/東西線/半蔵門線/丸ノ内線 ・都営地下鉄 三田線

